電子タバコと加熱式タバコ
当医院へお越しの際は、検温のご協力ありがとうございます。
県外への移動が緩和されて間もなく、検査数が増えたとはいえ、コロナウイルスの陽性患者が200名を超える日々が続いています。
まだまだ油断せず、ソーシャルディスタンスに気を付けながら、日々を過ごしていきたいと思います。
さて、今回のテーマは「電子タバコと加熱式タバコ」です。先日の院内ミーティングにて、皆で少しタバコについて、掘り下げてみました。
そもそも、「電子タバコ」と「加熱式タバコ」の違いは何か。私は恥ずかしながら、アイコスやグローなどは電子タバコと呼ばれる類いだと思っていました。
二つの違いは…
☆「電子タバコ」とは、タバコの葉は使用しておらず、香料を含んだ液体を加熱させ、水蒸気を吸引するもの
☆「加熱式タバコ」とは、タバコの葉を加熱することでニコチンを含んだ水蒸気を吸引するもの
(有名な「アイコス」「グロー」「プルームテック」は後者に含まれます。)
結論から言うと、「加熱式タバコ」は、従来の紙煙草に比べると副流煙による被害は減りますが、吸っている本人への害はなんら変わりありません。
そして、20本→10本/日 に変わっても、病気のリスクは半減するどころか、ほぼ変わりないのです。
アイコスを生産しているのはアメリカのフィリップモリスですが、アメリカでは昨年秋まで販売されていませんでした。今でも全米ではなく一部でしか販売されていないのです。
それが日本では2014年に発売を開始し、世界シェアの80%以上を占めています。
これが何を示すのか…
「加熱式タバコ」の危険性が日本中にもっと周知されることを、願ってなりません。
古平
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光が丘クローバー歯科
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